しんそう療方を知る
- 腰痛
- 肩こり
- 膝が痛い
- 不眠
- ひどい生理痛
その痛み、身体のゆがみが原因です。
しんそう療方とは
しんそう療方とは、ゆがみを整え身体を本来の形、機能に戻す療法のことです。
身体は本来、人を始め動物や昆虫、また人が造った機械もみな、左右対称(シンメトリー)になっています。
しんそう療方では背骨を中心とし、左右対称の形か、また関節が左右対称に動くかどうか(運動機能の検査)で判断します。

なぜ、左右対称でなければならいのでしょうか?
それは、地球上で生活するには、バランスを取らなければならないからです。
立っていても座っていても常に人は無意識の内にバランスを取っています。
バランスをとるには、片方が重い、軽い、大きい、小さいよりも左右が同じ方が取りやすいのはわかりますね。

しんそう療方の目的
例えば生活をする中で、癖や習慣で普段以下のような使い方をしていませんか?
- 立ち話をしているとき、ご自分の体重はどちらかの足にかかっている。
- バッグをいつも同じ方で持っている。
- イスに座ると、いつも同じ足を組んでいる。
このような片側ばかりの偏った習慣をつけてしまうと、反対の動きがしづらくなり、左右対称に動かなくなってしまうのです。
いつも右足を上に組む人は、左を上にするとどうでしょうか?
正座から足をくずす時、いつもと逆にくずすとどうでしょうか?
動かしにくくありませんか?
これが、関節が動きにくいという事なのです。
生まれた時は、左右対称に動くからだでしたが、故障のある現在は左右が同じ様に動きません。
これはあなたの関節が対称に動かなくなっているという事です。
偏った習慣が原因で動きがぎこちない、固い、フォームが悪くなる、おかしい姿勢で仕事やスポーツをする事になり、
運動器をかばった使い方になることで力学的にも効率が悪く、ロスしてしまいます。
運動器が異常な状態が続けば、それに伴い痛みや炎症を感じる様になるのです。
痛いときは動きや形が悪い。ならば動く形を元の痛くない本来の形に戻そうというのが
『しんそう』の真の目的です。
歪みを治す
現在、しんそう療方以外には左右対称性を診る検査がありません。
その人の身体がどうなっているのか?だからどうすればいいのか?は明確にありません。
本人が気持ちがいいという事を行います。
押したり、揉んだり、温めたり…どれも気持ちがいいものです。
しかし、自覚症状があるということだけが異常ではありません。
気持ちがいいのは皆、好きです。
ですが、正常になるという事とは違うのです。
気持ちのいい刺激を与えれば左右対称になるか、といえばそうはならないのです。
気持ちがいいか、悪いか?痛いか、痛くないか?
どちらも本人にしか分からない感覚です。